見慣れたものも形を変えたら斬新だった
自由が丘の古桑庵 という素敵な日本家屋のお茶屋さんに、
茶道仲間が連れてきてくれました。
昔々、フラワーアレンジメントを習いにきていたお宅の手前にあり、
その頃からあったのか、なかったのか。
当時は全く気が付きませんでしたが
よくよく思い出して見れば
なんとなくあったような気がしてきました。笑
その存在を認識していなければ
「無かった」も同じなんだって、
そんな考え方の話を
つい数日前に上海蟹を黙々といただきながら
聴いたことを思い出しつつ
いそいそと靴を脱ぎ中へ。
窓から見える質素ながら手入れされた中庭が美しく、
時間の流れが止まっているかのような
静かで居心地の良いお部屋でした。
2人して
古桑庵風抹茶白玉ぜんざいが気になり注文。
丁寧にたてられた抹茶にあんこを入れて
小さな白玉が浮かんでいます。
至って普通。
しかし
見慣れたものと味が、同じ器の中に入っているだけなのに
斬新に感じる不思議さ。
83歳の私達のお茶の先生が見たら
なんて言うだろねと盛り上がりました。
うちでも真似してみよう!
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